食品成分用の遠心分離機

食品成分およびタンパク質業界を対象として、GEA の遠心分離機は、藻類の濃縮回収、大豆、米、エンドウ豆などの植物性タンパク質やアミノ酸を回収するために使用されています。

タンパク質の回収において、GEA の遠心分離機は、タンパク質の沈殿分離で利用されます。これにより、貴重なタンパク質の生産量が増えるだけでなく、廃水中の COD 値も同時に減少します。廃水処理のコストが下がると共に生産量が増える、これによりプロセス全体の効率がかなり増加します。新世代の遠心分離機の特長としては、ディスクスタックの分離面が大きいことにより、特に大流量での最適な清澄化が可能になるというメリットがあります。求心ポンプを採用することにより、発泡の無い、圧力下での液体の排出が可能です。

また、GEA の遠心分離機は、藻の濃縮プロセスにも適しています。 特長となっている GEA のハイドロストップシステムでは、固形物を非常に高い濃度まで濃縮できるので、製品収量が最大化されます。 GEA のハイドロヘルメティック給液機構を使用すると、製品へのせん断力が低減されます。 塩水培養の藻を処理するための耐食性のある材質も利用可能です。 

食品成分用の GEAの遠心分離機もCIP 対応です。

機能と利点

• 食品グレードの設計と FDA 準拠のガスケット
• CIP 対応
• ダイレクトドライブ型もあり