GEAジャパンの遠心分離機にはクラフトビール専門の遠心分離機があります。

酵母やホップを分離してビールの清澄度を上げ、より長く保存することが出来、透明な新しいビールとして新商品にすることが出来ます。

炭酸ガスを遠心分離機に入れることで分離清澄したビールができるだけ酸化しないような工夫が標準で装備されています。

テスト機もありますので、分離清澄具合を確認したり、ＤＯ値（清澄液の酸化具合）を確認することが可能です。

テスト機は写真の通り、ユニット化していますのでお客様の製造現場へ入れて１ヶ月程ご利用いただけます。

ユーティリティは２００V、三相の電源と、脱気水、炭酸ガスです。（脱気水や炭酸ガスがなくても分離性を確認することは可能です）

写真は、左上が酵母を分離して遠心分離機から出てきたもので最大このくらいまで濃縮可能です。（条件によります）

写真左下は、濃縮固形分に洗浄水を使いながら吐出させたものです。濃縮物を固形分移送ポンプで送るために洗浄水を使いこのくらいの濃度にします。

写真中央は酵母とドライホップを分離したものです。写真右は同じく洗浄水を使った濃縮物です。

遠心分離機のボウル回転体からは左上や中央の写真程度の濃縮でできるだけビールを絞って、ビールの回収率を高めることができます。

あまり濃縮させてしまうと遠心分離機の洗浄が難しくなったり、濃縮物の移送が難しくなるため、洗浄水で薄めた状態にしています。